2008年1月28日月曜日

I'm alive

久々の友と会い、たこ焼きを囲んでみんなで、一人暮らしの友人の家でがやがや。
千葉の遠くまで。
初めて行く所はいつもわくわくする。
駅前の商店街の雰囲気とか
電車から見える景色とか



私たち4人は同い年だけどもうみんなほぼ社会人で、
他の同い年がみんなが学生やってる頃に、せっせと働いてた。
みんなそれぞれ大変そうだった。
会社の環境のこと
経済面でのこと


それから
自分のやりたいことがよくわからないってこと。


卒業して、お金もないし、どうすればいいか分からないから
とりあえず急いで仕事探して、必死に仕事してきたけど
今になってそれでいいのかなってみんな思い始めてるようだ。
でも、辞めたいなって気持ちはあってもその「先」をどうしたらいいか分からないのだ。
それが見つからないから不安で、とりあえず今の場所で働くしかないのだ。

「やりたいことがわからない」

私ももちろんその壁にぶち当たってるところです。






「生きる」ってとっても難しい。
それでもみんな自分の気持ちをごまかしながら、葛藤しながら、耐えながら、悩みながら生きている。
そんなときもあるかもしれない。もうなにもかもめんどくさくなる時もいっぱいあった。
でもいつかはそんな自分に打ち勝たないといけない日が来るんだろうと思う。



***************


弟の同級生のお母さんで、うちの母と私とも結構交流のあるそのお母さんが
ある日突然ガンを宣告されてしまったそうだ。
そのお母さんはまだ40歳にもなっていないのだ。

ついこの前一緒に山登りしたばかりなのに・・・とてもびっくりしてしまった。

精密検査で
抗がん剤を打たないとあと3ヶ月とまで宣告されたそうだ。


母によると
そのお母さんは話すのもとても淡々としていて、
あまりにも普通に話すもんだから、そんな深刻じゃないんじゃないかと思うくらい普通にガンのことを話していたそうだ。


きっと頭では分かってる。
でもきっと心は受け止めれたないんだろうな。



明確な余命ははっきりといわなかった。
それはやっぱり怖いから。
お医者さんから提案された抗がん剤の種類をいろいろ調べたいけど
怖くてできないと言っていた。





どんな気持ちなんだろう。
私も今ここでそんなこと宣告されたらどうなるんだろうか。
大切な人達がいるのに・・・さらに子供なんていたらどうなるんだろうか。
絶対ガンに勝ってやろうって頑張る人もいるけど
きっと私はそこまでできないかもしれない。






改めて自分の人生をもう一回見直したいと思った。

自分のやりたいことが分からないなんてまだちっぽけな悩みなんだろうなって。
生きているだけでありがたいと思わないといけないなって。
でも、ただなんとなく生きているだけじゃなくて
もっと一生懸命に生きないといけないなって。
何かにもっと衝撃を受けたり、怒ったり、悲しんだり、喜んだり
世の中をもっといっぱい見て、旅して、学んで
時にはいやなことにも目を向けて。
しなきゃいけないことは、私の思ってる以上にきっとたくさんある。

今の私じゃだめなんだってことは重々分かってるんだけど、
でもどこから何をどう手をつけていいのか分からないってところに結局戻ってきちゃうんだけど
「何かしなくちゃいけない」っていうことに気づいてるだけでも
今はいいのかもしれない。
とりあえずあとはやってみればいいだけだから。

頭で考えるだけじゃなくて、これからはちゃんと行動にまで動かせるようにしないといけないな。




今年102歳になるおばあちゃんの「健康が一番の宝だよ」っていう言葉が今になってよくわかるようになってきた。




なんだかいろいろあった週末でした。

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